こんにちは shige です。
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」をご存じですか?
学校で習った方も多いと思います。
実は手帳に綴られた詩で
没後に発見されたのだそうです。
原文は漢字まじりのカタカナで
対句のような表現が用いられています。
そして最後まで主語がないのも特徴です。
引用:Wikipedia
原文と現代語訳がこちら。
「雨ニモマケズ」原文
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ【現代語訳】
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫な体をもち
欲は無く
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きしわかり
そして忘れず
野原の松野林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行って怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろと言い
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは なりたい
宮沢賢治は岩手県花巻市の出身。
花巻市には宮沢賢治ゆかりの記念館や童話村などがあります。
詳しくお知りになりたい方は下記リンクよりどうぞ。
さてさて。
酒と海を愛する弱小ブロガーの自分が
「雨ニモマケズ」を書くとこうなります。
雨にも負けず
風にも負けず
アクセス0にも収益0にも負けぬ
丈夫な精神力を持ち
欲は「あまり」出さず
決してあきらめず
何時も静かにキーボードをたたいている
1日にウイスキーの水割り4杯と
カラアゲと少しの野菜を食べ
あらゆる事をネタしようと勘定に入れて
良く見聞きするのだが
すぐに忘れる
石垣島の海の近くの
マンションの1室に居て
東に記事になりそうな場所あれば
行って写真を撮りまくり
西に日当たりの悪いベランダあれば
行ってピーマンを育ててみたり
南にきれいなビーチあれば
行ってのんびりしながら波音を聞き
北に島の名物や特産があれば
めずらしいから食べてみる
日照りのときは冷たいビールを飲み
酔っぱらってはオロオロ歩き
皆に飲んべぇオヤジと呼ばれ
誉められもせず
相手にもされず
そういう者に
私はなりたい
(もうなってしまったカモ💦)
それではまた!
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