さっそく記事にさせていただきました。
ネタを提供してくれたHさんありがとうございます!
ある日のこと。
わたくしがブログをやっていることを知る
地元の方から「おひとついかがですか?」と
あるものを差し出されました。
それがこちら。
パッケージをみると「ちんびん」とあります。
「沖縄風黒糖クレープ」とも…。
石垣島へやってきて1年半は経ちますが
お恥ずかしながら知りませんでした。
パックを開いてみるとこんな感じ。
お言葉に甘えて1本いただいてみることに。
見た目は小さいロールケーキのようです。
中に何か入ってるのか気になったわたくし。
食べる前に開いてみました(笑)
な、な、なんと!?
何にも入っていません。
ただ生地を巻いてあるだけでした💦
で、肝心のお味はというと…。
もちもちした食感で
ほのかな黒糖の甘みと香りが口の中に広がります。
うん。
美味しい!!
素朴で優しいお味です。
これなら甘いものが得意ではないわたくしでも大丈夫👍
お話を聞いてみると
こちらでは食事というよりもおやつとして
よく食べられているとのことでした。
調べてみるとちんびんとは沖縄の伝統菓子で
水で溶いた小麦粉に黒糖を加え薄く焼き
細長い棒状に巻いたものとありました。
「ユッカヌヒー(四日の日)」と呼ばれる
旧暦5月4日には子供たちの健やかな成長を願って
神仏にお供えされるのだそうです。
そして突然あることを思い出しました。
それは昨年11月に
白保で開催される「日曜市」へ訪れたときのことです。
出展ブースのひとつで
似たような形状の軽食をいただきました。
その時の記事を読み返してみると…。
そうそう「ポーポー」でした!
違いを調べてみたところ
●黒糖を加えて焼いたものを棒状に巻くと「ちんびん」
●小麦粉だけで焼いて油味噌を入れて巻くと「ポーポー」
となってました。
日曜市で頂いた「ポーポー」には
ハーブや野菜も入ってました。
自由度が高いんですね😉
どちらも沖縄の伝統料理ですが
ちんびんはお菓子として食べられるのに対して
ポーポーは軽食としてのカラーが強いようです。
油味噌は「アンダンスー」と呼ばれる沖縄料理のひとつ。
味噌を豚の脂肪(ラード)で炒めたもの。
家庭の常備菜でおにぎりの具としても定番です。
わたくしも大好き。
ご飯が進むどころかとまらなくなりますよ😁
そして色の違いからも分かります。
こげ茶色が「ちんびん」で白が「ポーポー」
ただ地域や世代によっては
ちんびんを「黒糖ポーポー」と呼ぶこともあるそうです。
なんだか混乱しそう😅
ちんびんはそのままでも十分なのですが
ホイップクリームやチョコレートソースを
かけても美味しくお召し上がりいただけます。
フルーツやアイスを添えて
ちょっと贅沢なスイーツとしても楽しめそうですね。
ちんびんが簡単に作れる「ちんびんミックス」もあるので
ご紹介しておきます。
ぜひご家庭で沖縄の味をご堪能くださいませ。
それではまた!
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