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「クサい食べ物」は味わい深い?日本vs世界「クサい食べ物」対決!

よもやま話

こんにちは shige です。

納豆が大好きで
ほぼ毎日食べているわたくし。

ある日ふとおもったんですよ。

shige
shige

納豆って
「クサい」と言われるけど
いったいどのくらい「クサい」んだろ?

はい。
さっそく調べてみました。

臭気の数値化

「クサい」と言っても人によって感じ方はさまざま。
これでは比較できません。

ここでは
東京農業大学名誉教授(農学博士)である
小泉武夫氏が開発に関わった「アラバスター」という装置で
測定した数値をもとにランキングしています。

単位は「Au」で表され
数値が大きいほど「クサい」ということになります。

食べ物ではありませんが
1日履いた靴下が120Au くらいなのだそうです。
個人差はあるでしょうが…。

日本の「クサい食べ物」ベスト3

まずは日本国内の「クサい食べ物」から見てみましょう。

ちなみに
わたくしは3つとも食べたことがあります。
臭いも気になりませんでした。

第1位:くさや(1,267Au)

日本国内の食べ物で堂々の第1位は「くさや」でした。

数値も1,267Au
1日履いた靴下の10倍「クサい」ということになりますね。

「くさや」は
伊豆諸島の特産品として知られている魚の干物。

ムロアジ・トビウオ・シイラなどを「くさや液」と呼ばれる
独特の風味と匂いのある発酵液に浸けたあとに天日干したもの。

そのままでも食べられますが焼いて食べるのが一般的。

ただし焼くと臭いが増加しながら広がるので注意が必要です。

第2位:鮒ずし(486Au)

第2位は「鮒ずし」で486Au 。
「くさや」に比べると数値もぐっと落ちましたね。

「鮒ずし」は琵琶湖産のニゴロブナ(煮頃鮒)で作る滋賀県の郷土料理。
塩漬けにした「ニゴロブナ」の身に飯を詰め乳酸発酵させたもの。

出来上がった「鮒ずし」は
写真のようにスライスしてそのまま食べたり
お茶漬けにしたりとさまざま。

卵の部分はチーズのような香りで濃厚なお味です。

第3位:納豆(452Au)

そして第3位は「納豆」で452Au
ここで「納豆」がランキングされました。
数値的には「鮒ずし」とほどんど変わりませんね。

「納豆」はご存じのとおり
煮た大豆を納豆菌によって発酵させた発酵食品。

高タンパク質で低カロリー。
ナットウキナーゼやイソフラボンなども含まれ
健康食品の代表格です。

世界の「クサい食べ物」ベスト3

では世界にはどんな「クサい食べ物」があるのでしょうか?
見ていきましょう。

わたくしは
まだどれも食べたことがありません。

第1位:シュールストレミング(8,070Au)

「シュールストレミング」は
主にスウェーデンで生産される塩漬けニシンの缶詰。
スウェーデン語で「酸っぱいニシン」の意味です。

臭気レベルは驚きの「8,070Au」
日本チャンピオンの「くさや」の約7倍です。

強烈な臭いは
「魚の腐った臭い」
「生ゴミを数日間放置した臭い」と例えられます。 

いったいどんだけクサいんでしょ?
こうなってくると想像もつきません。

缶内で発酵が進行するので発生したガスで缶が膨らみます。
開缶する際は発生したガスによって「汁」が噴出するので要注意。

塩気が強いので
「トゥンブロード」と呼ばれる薄いパンの上に
ジャガイモ・トマト・オニオンスライス・サワークリームを
のせて食べるのが一般的なのだそうです。

第2位:ホンオ・フェ(6,230Au)

「ホンオ・フェ(洪魚膾:コウギョカイ)」は韓国料理のひとつで
ギンガエイの身を壺などに入れて発酵させたもの。

強い「アンモニア臭」がするそうです。
その臭気レベルは「6,230AU」でアジア最強と言われています。

韓国人でも苦手な人がいるようですが
冠婚葬祭には欠かせない高級料理なのだとか…。

「ホンオ・フェ」は
そのまま刺身としても食べられますが
写真のようにキムチ・豚肉と一緒に包んで食べる
サマプ(三合)が一般的なのだそうです。

第3位:エピキュア・チーズ(1,870Au)

引用:MAINLAND公式サイト

「エピキュアチーズ」は
ニュージーランドで作られる缶入りチーズで
臭気レベルは「1,870Au」となっています。

「シュールストレミング」同様に
缶の中で発酵が進むためガスにより缶が膨張するのだそうです。

ただ今はつくられていないのでしょうか?
缶に入った状態の「エピキュアチーズ」の画像が見つかりませんでした。

現在では写真のように
真空パックの「エピキュアチーズ」が販売されています。

公式サイトによると
36ヶ月熟成による噛み応えあるハードチーズで
臭いは「STRONG」となってます。

番外編

今回はランキングされませんでしたが
世界には「クサい」と言われている食べ物がまだまだあります。

ドリアン

フルーツの王様と称される「ドリアン」です。

その臭いは
「都市ガスのよう」
「玉ネギが腐ったような臭い」と例えられます。

臭気レベルを探したのですが
残念ながら見当たりませんでした。

原産地は東南アジアのマレー諸島。
トゲトゲの皮の中に黄色い果肉が詰まっています。

果肉はクリーム状でビタミンB1を多く含み栄養豊富な果物です。

わたくしも食べたことがありますが確かにクサかったー。
甘みもありとろけるような果肉で
ヨーグルト(?)みたいな感じだったと記憶してます。

ちなみに…。

フルーツの女王様は「マンゴスチン」です。

ニンニク

皆さんご存じの「ニンニク」
やはり臭いが気になる食べ物のひとつ。

臭いの元は「ニンニク」に含まれる「アリシン」

「ニンニク」に含まれる「アリイン」という化合物が
切ったりすることにより細胞が壊れ「アリシン」に変化して
あの強烈な臭いを発するわけです。

強い抗菌作用をもちスタミナ食材として親しまれています。

残念ながら
こちらも臭気レベルが見当たりませんでした。

ちなみに…。

夏バテなどで体力が落ちた時に
スタミナをつけるためにと「すりおろしニンニク」を
大量に摂取する方がいますが刺激が強すぎて胃腸を痛め
逆効果になる場合がありますのでご注意ください。

まとめ

今回は「クサい食べ物」をクローズアップしてみました。
いかがでしたでしょうか?

国内最強の「くさや」が
世界的に見ると大したことがないとわかりちょっと残念。
上には上がいるものですね。

「クサい食べ物」は
最初ものすごく抵抗がありますが
慣れてくると平気になって味わい深く感じるようになります。

あ、そうでもない?(笑)

「クサい食べ物」はまだまだあります。
あなたも是非「クサい食べ物」にトライしてみてください。

意外な発見があるかもしれませんよ。

それではまた!

石垣島の自然と共生するオーガニックファーム《やえやまファーム》

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