沖縄で(もちろん石垣島でも)
カップラーメンと言えば「金ちゃんヌードル」
いったいどんなお味なのか
なぜこんなに人気があるのか実食レポートです!
さて皆さん
「金ちゃんヌードル」をご存じでしょうか?
わたくし石垣島へきて2年が経つのですが
お恥ずかしながら最近まで知りませんでした。
地元の方に聞いてみると
逆に「えっ!?知らないの?」と驚かれてしまうほど💦
ということで(?)
今回は「金ちゃんヌードル」の
実食レポートをお届けします!
すぐに販売サイトへ移動したい方はこちらからどうぞ。
はい。
こちらが「金ちゃんヌードル」です。
スーパーでは138円くらいで売ってます。
沖縄でこれだけ人気なんだから
沖縄で作っているんだろうと裏返してみると…。
製造は「徳島製粉」ね。
所在地は徳島市???
え゛~。
沖縄産じゃなかったんだ~🥵
早速グーグル先生にお聞きしてみると
徳島製粉さんがでてきました。
1943年創業の徳島県で唯一の製粉会社で
自社製造の小麦粉を使用した「金ちゃんヌードル」を
はじめとする即席めんの製造・販売も行っている
となっています。
金ちゃんヌードルの誕生は1973年(昭和48年)
沖縄が日本に返還された
翌年から販売が開始されました。
徳島製粉が自社で製造していた
小麦粉の商品名「鳴門金鶴」が
「金ちゃんヌードル」の語源とのこと。
販売エリアとしては静岡県より西側。
徳島製麵の本社のある
四国を除けば静岡県と沖縄県に置いて
圧倒的なシェアを誇っているのだそうです。
そうだったんですね~。
でもここで疑問が。
なぜ徳島産のカップラーメンが
こうまでも沖縄県民に受け入れられて
いるのでしょうか?🤔
謎を解くためにも
さっそく食べてみることに。
中身を解体するとこんな感じ。
まずここに「金ちゃんヌードル」最大の特徴が
あるのですが何だか分かりますか?
金ちゃんヌードルが沖縄で愛される理由その①
カップが二重になっている!
一般的なカップラーメンは
耐熱性の高い発泡スチロールか紙製ですよね。
ところが「金ちゃんヌードル」はプラスチック製。
しかも二重になっていて蓋もついています。
おかげで手に持っても熱くないし
スープも冷めにくいというわけ。
発売当時は農業に従事する人が多く
仕事の合間にも食べやすいと沖縄の人々に
受け入れられたようです。
粉末スープとかやくを入れ
お湯を注いで蓋をして待つこと3分。
ここは他のカップラーメンと一緒。
はい。
出来上がりました!
見た目は普通のカップラーメンです。
(あたりまえか😅)
入ってるのはエビ・卵・シイタケ・ネギかな?
あと肉らしい具材もありますね。
手に取って思ったのは容器が二重構造のおかけで
確かに熱くありません。
熱いものが苦手な猫舌ならぬ猫手のわたくし。
(そんなのあるかな?🥴)
これは大助かりですね。
そしてスープをひとくち。
ん~美味しいです。
魚介の風味が効いたしょう油味。
金ちゃんヌードルが沖縄で愛される理由その②
パンチはないけれど
飽きのこない優しいしょうゆ味!
毎日でも食べたくるお味です。
どことなく島民のソウルフード
「八重山そば」のだしを思わせます。
お次に麺をひとくち。
お分かりいただけるかと思いますが
平べったい麺が多いなかキレイな四角形です。
そして口に運ぶと
コシのあるしっかりとした食べ応え。
金ちゃんヌードルが沖縄で愛される理由その③
麺がちょっと硬めでコシが強い!
さすが製粉メーカーさんが作る麺です。
なんとこの麺ですが
10分経っても伸びないとの情報をゲット。
ならばということで
一気に食べたい気持ちを抑え
蓋をしてそのまま10分放置してみました。
それがこちら。
見た目にはさきほどと同じ…。
スープが少し減ってるくらいです。
一般的なカップラーメンだと
スープを吸ってフニャフニャになり食感が
悪くなってしまいます。
それにしても
10分放置しても変わらないってホントかなぁ?
と、半信半疑でひとくち。
あ、ホントだぁ!
最初のひとくちに比べると
若干ゆるくなってる気がしますが
まだまだ十分なコシと歯ごたえが残ってます!!!
金ちゃんヌードルが沖縄で愛される理由その④
時間がたっても麺がのびにくい!
確かにこれだったら
畑仕事の合間に食べても大丈夫だ。
それからはあっという間の間食です。
ごちそうさまでした。
わたくしもすっかり
「金ちゃんヌードル」のファンのひとりに😋
どうやら発売当初は
他社のカップラーメンより
安くて美味しいと評判で沖縄中の母親が子供に
「金ちゃんヌードル」を食べさせていたのだとか。
それから50年。
今も変わらぬ味が好まれて親から子へと
代々受け継がれているのですね。
金ちゃんヌードルが沖縄で愛される理由その⑤
子供の頃から慣れ親しんだ味は強い!
ちょっと横道にそれますが
アーチストの久保田利伸さんも
「金ちゃんヌードル」のファンなのだそうですよ。
目黒のコンビニで金ちゃんヌードル発見!静岡時代、夜食の定番だったのに東京には売っていなかった懐かしの旨旨カップ麺!
— 久保田利伸 / Toshinobu Kubota (@kubota_4_real) December 6, 2017
喜びに震え、6個購入!
さて今回は沖縄県で大人気の
「金ちゃんヌードル」の実食レポートを
お届けしました。
販売エリアが静岡県より西側のため
知らない方も多いかと思いますが
もし見かけたらぜひトライしてみてください。
それではまた!
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