2023年9月23日に
放送された「世界一受けたい授業」
花粉症&ハウスダストによる
秋の2大アレルギー新事実と対処法が
クイズ形式で紹介されてました。
さてどんな新事実と
対処法だったのでしょうか?
まとめてみたのでご覧ください。
秋のアレルギーが増えているのだそうです。
そんなアレルギーの新事実や対処法を
昭和大学医学部准教授の鈴木慎太郎先生が
解説してくれました。
まとめてみたので
あなたもクイズに挑戦しながら
新事実と対処方法をゲットしてみてください。
アレルギーの新事実①
調査によると花粉症でお悩みの人の
約4割が『秋の花粉症』と判明。
花粉症というと春のイメージですが
秋にもブタクサ・ヨモギ・カナムグラなどの
花粉が大量に飛散します。
秋の花粉症は気付きにくいのですが
なぜでしょうか?
風邪の症状に似ているから
秋のブタクサ花粉は
春のスギ花粉に比べて半分の大きさ。
そのため遺物の侵入などを防ぐ
『鼻毛』をすり抜け気管まで到達して
せきなどの症状が起こります。
風邪と花粉症の見分け方は鼻水。
風邪の場合は
鼻水が黄色くなることが多いですが
花粉症の鼻水は透明なので見分けるポイントの
ひとつになります。
アレルギーの新事実②
秋に増えるあるものが原因で
アレルギー性鼻炎が増加します。
その『あるもの』とは?
ダニ
実は秋はダニが最も多い季節のため
ハウスダストアレルギーに注意が必要です。
ダニは夏場に繁殖して
秋に孵化するのですが問題となるのは
ダニアレルギーの一因となる『フン』
一般的な掃除機でもダニを退治できます。
ソファーなどは掃除機を一方向だけでなく
縦横二方向からかけると効果的。
布団の天日干しも
ダニの繁殖は抑えられますが
ダニのフンや死骸はなくならないので
取り込んだら掃除機をかけるといいそうです。
寝具はダニが繁殖しやすい場所なので
秋冬用の布団に切り替える時期は
注意が必要です。
アレルギーの新事実③
花粉症の人の胃腸に
花粉が侵入するとアレルギー症状で
便秘・下痢といった症状が出ることも。
あるものを整えることで花粉症を
予防できるそうです。
その『あるもの』とは?
腸内環境
腸内には花粉症など
アレルギーに関係する免疫細胞の
約6割があります。
なので
納豆・ヨーグルト・漬物・味噌などの
発酵食品を多く摂取する『菌活』で花粉症を
手軽に予防できるのだそうです。
完全には治せませんが
症状の緩和になるとのことでした。
アレルギーの新事実④
暑い時期には避けることのできない
あるものでアレルギーが発症することがあります。
その『あるもの』とは?
汗
汗アレルギーは
汗をかいた場所に蕁麻疹がでて
ビリビリとした痛みが出ることも。
体温が上がると
かゆみが増すので汗アレルギーの人は
熱いお湯・辛い食べ物・過度のアルコールは
避けた方がいいそうです。
症状が軽度の場合は
治療しなくても自然になおりますが
まれに重篤な症状に陥ることもあるので
異変を感じたら皮膚科を受診してください
とのことでした。
アレルギーの新事実⑤
秋に危険なあるものによる
アレルギーがあります。
その『あるもの』とは?
カビ
カビと聞くと梅雨から夏のイメージですが
実は秋が要注意なのだそうです。
秋になり乾燥したカビから
飛び散った胞子が体内に侵入して
せき・肌荒れといった症状を引き起こします。
実は日本人の多くが悩まされているのが
このカビアレルギー。
浴室や押し入れなど風通しの悪いところは
カビが発生しやすいので換気が必要です。
カビはダニの餌にもなるので
カビを防ぐことはダニアレルギーの
対策にもつながります。
アレルギーの新事実⑥
そばアレルギーのように
摂取してすぐに症状がでる『即時型』と
もうひとつの型があります。
その『もうひとつの型』とは?
遅延型アレルギー
摂取してから数時間後に症状が出るのが
遅延型アレルギー。
金属に触れた部分に赤み・かゆみが生じる
金属アレルギーもそのひとつ。
日本人の10人に1人以上が
発症していると言われています。
金属アレルギーは金属に直接触れるほか
ナッツ類やチョコレートなど金属を含む食品を
摂取することでも発症することがある
とのことでした。
引用:世界一受けたい授業公式サイト
アレルギーの新事実⑦
電車に乗ることで
アレルギー反応が出る場合があります。
その『原因』となるのは?
振動
電車の振動で
蕁麻疹などの症状が出る振動アレルギー。
詳しい原因は
まだ分かっていないそうですが
電車の振動が体のストレスとなり
自律神経が乱されて起こるのだそうです。
生活習慣の乱れや
日常生活のストレスのある人が
振動アレルギーになりやすいとされている
とのことでした。
アレルギーの新事実⑧
子供の食物アレルギーリスクを
低下させるにはあることをすると
効果があるのだそうです。
その『あること』とは?
ペットを飼う
2023年3月に福島県立医科大学が
発表した研究結果。
3歳くらいまでにペットを飼い始めると
アレルギーを引き起こす原因物質を抑える
腸内細菌叢(フローラ)が
増えるのだそうです。
ただし
もともとイヌやネコに
アレルギーのある人がペットを飼うと逆効果。
ペットの体にダニがいる場合もあるので
ダニアレルギーの人も要注意です。
しっかりと検査を受けてから
ペットを飼うようにしてください
とのことでした。
まとめ
さて今回は
「世界一受けたい授業」で紹介された
秋の2大アレルギー新事実を
まとめてみました。
知らないことばかりで驚きましたが
皆さんはいかがでしたか?
花粉症&ハウスダスにしっかりと対処して
健康的な毎日をお過ごしください。
それではまた!
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