普段の生活で
耳にする長さの単位といえば
「センチメートル」や「メートル」ですよね。
一方
アメリカなどで使用されている
長さの単位が「インチ」
ではここであなたにクイズ
1センチは何インチでしょうか?
すぐに分かりましたか?
そこで今回は
1センチは何インチなのか?
寸に換算するとどうなるのかについて
分かりやすくまとめてみました。
ご存じの方も
そうでない方も続きをどうぞ。
1センチは何インチなの?
結論から先に申し上げますと
1センチ=約0.39インチになります。
逆に言えば
1インチ=2.54センチ。
なので
今履いているジーンズのインチ数に
2.54をかければあなたのウエストサイズが
分かるというわけ。
ちなみに
センチは正式には「センチメートル」で
『メートル法』が定める単位のひとつ。
単位表記は「cm」
日本では1891年(明治24年)から
長さの単位として「メートル法」が
正式に採用されています。
現在では「メートル法」を
採用している国がほとんとです。
1メートルの長さどうやって決まった?
17世紀のヨーロッパで
長さの単位を統一する新しい単位を
創設することが決議され定められたもの。
実際には
地球の北極から赤道までの子午線の距離を
「1000万分の1」にしたのが1メートルです。
かたやインチというのは
『ヤードポンド法』で定められた
単位のひとつ。
主にアメリカで使用されています。
単位表記は「in」
ゴルフでお馴染みの「ヤード」も
『ヤードポンド法』の単位のひとつ。
1フィート=12インチ(30.48センチ)で
1ヤード=3フィート=36インチ(91.44センチ)
となります。
ゴルフで300ヤードを飛ばす選手が
どんだけ先へ運んでいるかが分かりますね。
寸に換算するとどうなる?
こちらも先に結論を申し上げますと
1センチ=0.33寸になります。
逆に言えば
1寸=約3.03センチ。
みなさまご存じ
『一寸法師』がこの背丈でした。
どれだけ小さかったかが分かりますね(笑)
寸というのは『尺貫法』と呼ばれる
日本独自の単位ですが1951年(昭和26年)に
廃止されましたが今も生活の中に残っています。
単位は小さい方から
寸・尺・丈・間・町・里。
・一寸先は闇
・アルプス一万尺
・白髪三千丈
・千里の道も一歩から
1尺=10寸(約30.3センチ)で
1丈=10尺=100寸(約3.03メートル)
となります。
三千丈の白髪といったら
約9キロメートル。
どんだけ長いんでしょ?(笑)
その上の単位の間・町・里は
1間=6尺(約1.8メートル)
1町=60間=360尺(約109メートル)
1里=36町(約3,927メートル)
メートル法と違い
すべてが十進法ではないので
とっても分かりにくいです。
そうそう
多くの人が涙したであろう
アニメ「母をたずねて三千里」もそのひとつ。
少年マルコがたった一人で
イタリアからアルゼンチンまで
母を訪ねる物語です。
3千里は約12,000キロメートル。
ちなみに
地球一周が40,000キロメートルなので
マルコがたった一人でどれだけの距離を
探し回ったのかが想像できます。
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