こんにちは shige です。
先日スーパーで買い物をしていたら
ウィンナーの近くにフランクフルトがありました。
![shige](https://shigeplaza.blog/wp-content/uploads/2020/10/cats-crop-150x150.png)
これって何が違うの?
疑問に思ったわたくし。
早速調べてみました。
違いを知ってる方も
そうでない方も続きをどうぞ。
結論!
![](https://shigeplaza.blog/wp-content/uploads/2021/02/4323920_m-1024x683.jpg)
「ウィンナー」「フランクフルト」「ボロニア」の違いは太さでした!
ウィンナー :太さ20mm 未満
フランクフルト:太さ20mm 以上 36mm 未満
ボロニア :太さ36mm 以上
では「ソーセージ」との関係はどうでしょうか?
「ソーセージ」とは
鳥獣類のひき肉や刻んだ肉を
塩・香辛料で味付けをしたあと
ケーシング(人工の詰め袋)に充填した
食品のことを指します。
「ウィンナー」「フランクフルト」「ボロニア」は
太さに違いはありますが全て「ソーセージ」なのです。
図にするとこうなります。
![](https://shigeplaza.blog/wp-content/uploads/2021/05/d6b98db3e42260a15e265077709d1714-1024x899.jpg)
なので正確には
「ウィンナー・ソーセージ」
「フランクフルト・ソーセージ」
「ボロニア・ソーセージ」となるわけです。
「ソーセージ」の語源は諸説ありますが
ラテン語の「salsus(塩漬けにしたもの)」から
きているとされています。
ではそれぞれを詳しくみていきましょう。
「ウィンナー」とは?
![](https://shigeplaza.blog/wp-content/uploads/2021/05/food-3088314_1280-1024x680.jpg)
オーストリアの首都「ウィーン」が発祥で
「ウィーン風ソーセージ」という意味。
日本では「ソーセージ」というと
この「ウィンナーソーセージ」を指すのが一般的です。
現在では人工のケーシングに詰めますが
本来は「羊の腸」に詰めて作られたものなのです。
「フランクフルト」とは?
![](https://shigeplaza.blog/wp-content/uploads/2021/06/1995202_m-1024x683.jpg)
ドイツの都市である「フランクフルト」が発祥で
「フランクフルト風ソーセージ」という意味。
屋台などでよくみかける棒に刺さったソーセージを
イメージする方も多いのではないでしょうか?
本来は「豚の腸」に詰めて作られたものです。
人工のケーシングではなく
本物の「豚の腸」に詰めて作られたソーセージは
太さに関係なく「フランクフルトソーセージ」と
呼ばれます。
「ボロニア」とは?
![](https://shigeplaza.blog/wp-content/uploads/2021/05/3016962_m-1024x683.jpg)
イタリア中部の「ボローニャ地方」が発祥で
「ボローニャ風ソーセージ」という意味。
日本では馴染みの少ないソーセージかもしれません。
本来は「牛の腸」に詰めて作られたものです。
こちらも人工のケーシングではなく
本物の「牛の腸」に詰めて作られたソーセージは
太さに関係なく「ボロニアソーセージ」と呼ばれます。
ちょっと一息
ドイツには「ソーセージ」を使った
ことわざがあります。
いくつか紹介してみますね。
●それはソーセージだ
「どうでもいいことだ」
「大したことがない」という意味。
ドイツではそれだけソーセージが身近なもの
ありふれたものなのですね。
●ソーセージを投げてベーコンを釣る
「海老で鯛を釣る」という意味。
ドイツでは日本と違いベーコンは
大きなブロックで売っていて自分で
好みの大きさに切って食べるのだそうです。
●ソーセージの中身は肉屋と神様のみぞ知る
「真実は当事者にしか分からないので
むやみに他人の言葉を信じて騙されないように」という意味。
確かに出来上がったソーセージからでは
実際に使われている肉の種類などは分かりませんよね。
まとめ
![](https://shigeplaza.blog/wp-content/uploads/2021/02/c7887a92414f854a9067849a51b9bb02.jpg)
さて今回は
「ウィンナー」「フランクフルト」「ボロニア」の違い
「ソーセージ」との関係について掘り下げてみました。
もう一度まとめてみると
●「ウィンナー」「フランクフルト」「ボロニア」の違いは太さ
ウィンナー :太さ20mm 未満
フランクフルト:太さ20mm 以上36mm 未満
ボロニア :太さ36mm 以上
●「ソーセージ」とは
鳥獣類のひき肉や刻んだ肉を塩・香辛料で味付けをしたあと
ケーシング(人工の詰め袋)に充填した食品の総称。
●本来は動物の腸に詰めてつくる
ウィンナー :羊の腸
フランクフルト:豚の腸
ボロニア :牛の腸
身近な食材だけど
あらためて聞かれると意外と答えにくい違いです。
本来は「動物の腸」を使うのですね。
太さの違いもそれぞれの動物の体格を
みてみると確かに…。
そういえば「ソーセージ」は
日本語で「腸詰め」って言いますよね。
もし良かったら頭の片隅にでも置いておいて
いざという時にお役立ていただけると幸いです。
それではまた!
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