食材の期限には
「消費期限」と「賞味期限」の
2種類ありますが牛乳はどちらだと
思いますか？
あらためて聞かれると
どっちだっけ？となりますよね。
そこで今回は
牛乳は消費期限か賞味期限なのか？
長持ちさせる方法や飲んだら危険な状態の
見分け方も調査しました。
ご存じの方も
そうでない方も続きをどうぞ。
牛乳は消費期限？賞味期限？
牛乳の期限は
どちらなのかをお話する前に
「消費期限」と「賞味期限」の違いを
ご確認ください。
「消費期限」と「賞味期限」
消費期限：安全に食べられる期限
お弁当・サンドイッチ・ケーキなど
いたみやすい食品に表示されています。
期限が過ぎたら食べない方がよい。
賞味期限：おいしく食べられる期限
スナック菓子・カップ麺など
消費期限に比べていたみにくい食品に
表示されています。
期限を過ぎても
すぐに食べられなくなるわけではない。
※どちらも袋や容器を開けないまま
書かれた保存方法を守っていた場合
引用：農林水産省公式サイト
違いが分かったところで
あらためて牛乳はどちらか見てみると…。
実は商品によって
「消費期限」と「賞味期限」の両方あるんです！
両者の違いは殺菌方法の違いによるもの。
「賞味期限」と記載されている牛乳の
殺菌方法は超高温殺菌。
120～150℃で1～3秒間の殺菌がされていて
賞味期限は製造から1週間～2週間程度。
高温にさらされるので
牛乳のたんぱく質成分が変化し
焦げたような匂いがつくのが特徴。
一般的に
スーパーなどで販売されているのは
こちらのタイプです。
「消費期限」と記載されている牛乳の
殺菌方法は低温殺菌。
こちらは
63～65℃で30分以上かけて殺菌をしています。
品質の劣化が激しいので
消費期限は製造から3～4日程度しか
ありません。
超高温殺菌された牛乳に比べ
より生乳に近い濃厚な風味を味わえるのも
特徴です。
ただし！
記載されている期限は
どちらも開封してない状態のまま
「10℃以下で保存した場合に飲める期間」
開封後は
消費・賞味期限内であっても
2～3日で飲み切るようにしてください。
牛乳を長持ちさせる方法は？
開封すると細菌が混入して
傷みやすくなってしまう牛乳。
保存の際に少し気を付けるだけで
長持ちさせることができます。
冷蔵庫の奥の方に保存する
牛乳を
冷蔵庫のドアポケットに
置いている方も多いと思います。
ところが
ドアポケットはドアの開閉で
温度変化の影響を受けやすい場所。
特に夏場は
開閉の回数が増えてしまいがちです。
冷蔵庫の奥に置くことで
温度変化の影響を受けにくくなるのと
他の食材の臭い移りも防げるという
メリットもあります。
パックの口をしっかり閉める
牛乳パックの口を
開きっぱなしにしてませんか？
細菌が
入りやすくなってしまうので
しっかりと閉じるようにしましょう。
コップを使って飲む
冷蔵庫から取り出した牛乳を
パックのまま飲んでいませんか？
パックに直接口をつけると
細菌が入り傷みやすくなるので
コップに注いで飲むようにしましょう。
冷凍保存する
開封から2～3日で
飲みきれないと思ったら
保存袋などにいれて冷凍保存するのもひとつ。
ただし
牛乳は冷凍すると
脂肪分やタンパク質が
分離して固まってしまうので解凍しても
そのまま飲むのには適していません。
シチューなどの料理や
お菓子作りに活用するのがおすすめです。
危険な状態の見分け方は？
開封後は日持ちがしない牛乳。
飲めるのかどうかを
確認する方法があるのでご紹介します。
心配なときはいきなり飲まずに
まずは確認してみてください。
臭いの有無
牛乳は臭い移りしやすいので
他の食品の臭いが移っただけかもしれません。
明らかにおかしな臭いを感じたら
飲まないようにしましょう。
見た目の変化
牛乳をコップに注いだとき
トロっとした状態になっていたら
傷んでいるサイン。
他にも分離していたり
ツブツブの固形物があったら
飲むのを控えましょう。
味の変化
臭いや見た目は大丈夫でも
飲んだ時に酸味や苦味を感じたら
間違いなく傷んでいます。
なめる程度なら大丈夫ですが
それ以上は飲まないようにしましょう。
まとめ
さて今回は
牛乳は消費期限なのか賞味期限なのか？
長持ちさせる方法や食べたら危険な状態の
見分け方も調査しました。
いかがでしたでしょうか？
牛乳はもちろん
あらゆる食材が高騰する今日この頃。
正しい知識をもって
美味しく安全に飲むことで
食材ロスも減らし地球にもお財布にも
優しい毎日をどうぞ。
それではまた！
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