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ピーマンが変色してる!どうして?食べて大丈夫なの?疑問を一挙解決

よもやま話

こんにちは shige です。

ふだん自炊をしているわたくし。
冷蔵庫に入れておいたピーマンが変色しているのに気づきました。

このような経験はありませんか?

shige
shige

廃棄するのはちょっとお待ちを。
変色したピーマンは傷んでしまったわけではありません。

ではどうして
変色してしまったのでしょう?

ご紹介していきますね。

そもそもピーマンてどんな野菜なの?

スーパーなどでよく目にする
濃い緑色でテカテカ光っている「ピーマン」

どんな野菜なのでしょうか?

「ピーマン」とはナス科トウガラシ属の一年草。
生産量は茨城県がトップで宮崎県そして高知県とつづきます。

「ビタミンC」が多く含まれていて
疲労回復美肌などの効果が期待できます。

その他にも
「βカロテン」や「ビタミンE」も豊富で
栄養価の非常に高い緑黄色野菜なのです。

日本語の「ピーマン」は
フランス語でトウガラシを意味する「piment(ピマン)」に
由来しているのだそうです。

英語圏では「green pepper(グリーンペッパー)」と言います。

トウガラシ属とはいえ
「ピーマン」はカプサイシンを含んでいないので
辛くはないのですが独特の青臭さと苦みがあります。

そのためゴーヤやセロリなどと共に「子どもの嫌いな野菜」
いつも上位にランクインしています。

話が横道にそれますが…。
昔「頭がピーマン」や「話がピーマン」という言葉が流行りました。

ピーマンは中身が空洞であるところから
「頭がピーマン」は「頭がスカスカ = 頭が悪い」
「話がピーマン」は「話がスカスカ = 何を言っているのか分からない」
このような意味で使われました。

ご存じでしたか?

なんでピーマンの色が変わるの?

結論を先に申し上げますと「熟成が進む」から色が変わるのです。

バナナを例にすると分かりやすいかとおもいます。
まだ緑色の状態で収穫したバナナが黄色く変色し熟するのと同じこと。
要は「追熟」というわけ。

通常「ピーマン」は緑色の状態で収穫・出荷します。
言い方を変えるとまだ未完熟なうちに収穫・出荷するのです。

そして時間がたつと上の写真のように
黄色やオレンジ色を経て最終的には赤くなります。

そうなんです。
スーパーなどで見かける「赤ピーマン」は
緑のピーマンが完熟して赤ピーマンになったのです。

元は同じもの。

もしご自宅の冷蔵庫にある「ピーマン」が変色していても
傷んでしまったわけではないのでご安心ください。

確かに見た目がよくないので
スーパーなどでも「おつとめ品」のコーナーにありますよね。

ちょっとかわいそう…。

赤くなったピーマンを食べても大丈夫なの?

はい。
もちろん大丈夫です。

そして色の変化だけでなく食感や味にも違いがでてきます。

緑の「ピーマン」特有の
シャキシャキした食感から柔らかい食感になります。
トマトや果物などと同じですね。

独特の
「青臭さ」「苦味」も和らぎ「甘み」がでてきます。

逆に食感や「青臭さ」・「苦味」が好きな方には
物足りなく感じるかもしれません。

「ピーマン」が苦手な方は
「赤ピーマン」から始めてみると
食べられるようになるかもしれませんよ。

完熟しているということは
緑の未完熟状態の「ピーマン」より日持ちがしません。
赤くなった「ピーマン」は早めに食べきるようにしてください。

緑と赤いピーマンの栄養価はちがうの?

はい。
栄養価にも違いがあります。

もともと「ピーマン」はビタミン類を多く含む野菜。
その中でも特筆すべきは「ビタミンC」でしょう。
なんとその含有量は野菜の中でもナンバーワン

「ピーマン」100gに「ビタミンC」が80.4mg も含まれています。
(中サイズのピーマンで約30g )

しかも「赤ピーマン」は
緑のピーマンの2倍もの「ビタミンC」を含んでいるのです。

ちなみに…。
成人男女が1日に必要とされているのが100mg

通常「ビタミンC」は熱に弱いのですが
「ピーマン」に含まれる「フラボノイド」の作用により
熱による破壊を軽減してくれるのだそうです。

ということは
調理しても「ビタミンC」をしっかり摂取できるというわけです。

その他にも
「赤ピーマン」には「緑ピーマン」に比べβカロテン3倍
ビタミンE6倍含まれています。

食感は失われてしまいますが
栄養的には「緑ピーマン」よりも「赤ピーマン」の方が
優れているのです。

まとめ

今回は
子どもだけでなく大人にも人気のない「ピーマン」について
掘り下げてきました。

もう一度まとめてみましょう
●変色するのは傷んでしまったのではなく追熟するから
●赤くなった「ピーマン」も食べられる
●「赤ピーマン」は食感はなくなるが青臭さや苦味がやわらぎ甘くなる
●栄養価は「赤ピーマン」の方が優れている

赤く変色した「ピーマン」は
食感こそ失われるものの
食べやすくなり栄養価もアップとメリットがいっぱい。

スーパーなどで変色しているピーマンを見つけたらチャンスです。

「ピーマン」に含まれる「ビタミンC」は熱に強いのが特徴。
また「βカロテン」や「ビタミンE」は油と一緒に摂取すると
吸収率が高まり効果的です。

調理するなら油炒めがおすすめ。

食卓に「ピーマン」を取り入れ
美味しく楽しく健康的な毎日をお過ごしください。

それではまた!

石垣島の自然と共生するオーガニックファーム《やえやまファーム》

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