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獺祭の飲み比べをしてみた話

のんびり石垣島ライフ
shige
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新年早々から
贅沢しちゃいました😅

2024年も始まったある日のこと
プチプチで厳重に包まれた
宅配便が届きました。

さっそく中身を取り出してみると…。

重厚感ただよう
感謝と書かれた濃紺の箱。

フタを開けてみると中からこんなものが…。

お~
『獺祭(だっさい)』ではあ~りませんか。

わたくしの酒好きを良~~~く知る
さる方からの贈り物でした。

こちらの方こそ「感謝」

日本酒がお好きな方なら
おそらくご存じの銘柄でしょう。

獺祭
山口県の酒造メーカー
『旭酒造』によって製造されている銘柄。

原料米に山田錦のみを使用した純米大吟醸酒。

フルーティな味わいと華やかな吟醸香
そしてなめらかな口あたりを楽しめるお酒です。

一時期人気がですぎて
入手が困難だった銘柄です。

恐る恐る(?)
箱から取り出してラベルを見てみると…。

米の磨き具合の違う3本のセットでした。

ご存じの方も多いかもしれませんが
「磨き」とは「精米歩合」のこと。

玄米を外側から削っていき
残った割合を%で示したものです。

例えば
精米歩合が60%の日本酒なら
玄米を表面から40%削り取った米で
造られた日本酒という意味になります。

「磨き」によって
表層部分を削ることにより雑味のない
日本酒特有の香り良い酒に。

とはいえ
表層部分は酒の「旨味」の元でもあるので
磨きすぎてしまえば旨味のない酒質に
なってしまいます。

「磨き」の割合は
酒の味わいを左右する
非常に重要な要素というわけ。

一般的には
「磨き」の数値が低いほど
より多くの玄米が必要になり手間もかかるので
値段が高くなる傾向にあります。

ま、ウンチクはこの辺にしておきましょう。

ではではお楽しみの試飲タイム!

あくまでも
ただの酒好きオヤジの個人的な感想なので
稚拙な表現や間違いはお許しを。

まずは
獺祭スタンダード品の
「獺祭 純米大吟醸45」から。

こちらは
山田錦を45%まで磨いたお酒で
アルコール度数は15度。

グラスに注いで香りから。

バナナや洋ナシを思わせる
フルーティーで華やかな香りが
立ちのぼります。

ちょいとひとくち。

ずっしりとした酒質で
米由来の甘みと香りが口中に広がります。

お、美味しい!
これでスタンダード品なの?

始めて獺祭を口にしたわたくしは
驚きのひとことでした。

お次は
「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」

瓶の口がプラスチックで封がされていて
一段上の格を感じさせてくれます。

アルコール度数は15度。

グラスに注ぐとこちらも同じく
フルーティーで華やかな香りが広がります。

さきほどの
ずっしりとした酒質とは異なり
スっと入ってくる上品で滑らかな酒質。

でも口に含んだ時の
香りの立ち方が全然違いますね。

表現が難しいのですが
何かが突出しているわけではなく
全ての要素がバランスよく合わさった感じ。

そしてキレのいい甘みで
飲みこんだあとも長い余韻を楽しめます。

同じ米からつくるのに
磨き具合でこんなにも味が変わるものかと
ビックリしました。

そして最後は
「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」

瓶の口に和紙がまかれ
紫色の紐でしっかりと結ばれている辺りは
格の違いが歴然。

こちらもアルコール度数は15度。

期待を込めて
まずはひとくちいただきます。

なんじゃこりゃ~
アルコール感を感じることもなく
滑らかに口中に流れ込んでくる感じ。

華やかな香りを楽しんだあとは
甘みの波がドーンと押し寄せてきます。

これまでの2本も甘みは十分にありましたが
この銘柄は甘さの次元が違いますね。

例えるなら
メープルシロップのような甘さ。

香りと味を楽しんだあと飲み込んでも
キレのよい後味ながら余韻が長く続きます。

これが日本酒?

と、驚きのあまりにしばし呆然。

磨き具合によって変わる
風味や味わいの違いをしっかりと感じられる
素晴らしい3本でした。

特に最後に試飲した
「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」は
食中というよりも食後にデザート酒して
飲みたいお酒ですね。

近年日本のみならず
和食ブームと相まって海外でも
人気を博している日本酒。

海外で行われる品評会でも
高い評価を受けているのもうなずけます。

そんなこんなで
飲み比べしているうちに
どんどんと飲み進んでしまって
試飲のはずがすっかりいい気持に。

もったいないから
残りはちびちびと晩酌します。

年明けから贅沢な1日でした。

今回頂いたセットが
大手通販サイトにあったので
ご紹介しておきますね。

わたくしのような
酒好きの方への贈り物に最適です。

もちろん自分用にも。

気になる方は
販売サイトを覗いてみてください。

それではまた!

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