こんにちは shige です。
先日、友人ご夫妻とご一緒したときのこと。
その日は、ご家族で鬼滅の刃「無限列車編」を観てきたお帰りでした。
一緒に食事をしながら、師匠(小学生の息子さん)が鬼滅の刃を語ってくださいました。
師匠は、既に3回もご覧になっているのだそうです。
私はというと…。
鬼滅の刃が流行っているというのを知っている程度。
中身の方はサッパリです。
事前知識がなくても映画を楽しめると聞いたので
物は試しにと観にいってきました!
今回は、鬼滅の刃「無限列車編」を観た感想を書いてみようとおもいます。
映像がスゴい!
まず感じたのは、映像がとにかくスゴい!ということ。
刀や衣装など細部に渡って描き込まれたリアリティーのある映像。
キャラクターたちの動きも滑らかで自然な動き。
シーンに応じた絶妙なカメラワーク。
もはや「アニメ」という域を超えてます。
また、シリアスな場面でも時折見せる漫画らしいリアクションが笑いを誘います。
一番の見どころは、やはり戦闘シーンでしょう。
対峙する敵との間で繰り広げられる一進一退の攻防。
決め手となる大技を繰り出す時のド派手な演出。
手に汗を握るシーンの連続で、見ていて肩に力が入ってしまいます(笑)
そして、背景に置いても手抜きはありません。
まるで本当の景色を撮影したのではないか?と目を疑いたくなるほど。
効果音や挿入歌も映像に花を添えており、見応え十分な内容です。
※流血シーンや鬼の手足や首が落とされるシーンが多くあります。
苦手な方は、ご注意くださいませ。
この「鬼滅の刃」
TVアニメから通じて制作を担当しているのが ufotable(ユーフォーテーブル)
映像美で定評があり「Fate」シリーズをはじめ、数々の作品を手掛けています。
ストーリーに入り込める!
「鬼滅の刃」に関してド素人の私。
主人公の名前すら分からない状況で映画を観ました。
最初は「ホントに大丈夫なのかな?」と半信半疑。
でも映画が始まると、私の心配も杞憂に終わりました。
「鬼」と「鬼に立ち向かう仲間たち」という分かりやすい構図。
登場人物の名前や背景など分からなくても話にスッと入り込めます。
主人公は心優しい1人の少年。
絶体的な強さを持っているわけではない。
まだ非力ながら仲間と共に力を合わせて戦っていく。
ストーリーの根底にあるのは仲間への信頼と絆。
王道ともいえる展開で、テンポよくストーリーが進んでいきます。
そして、おのれの身を危険にさらしてでも鬼を倒すという確固たる意志。
何度倒されても挫けることなく敵に向かっていく。
その姿に感動すら覚えます。
登場人物たちのセリフがまたいいのです。
要所で発せられる言葉が心に響いてきます。
キャラクターが個性的!
キャラクターがとても個性的です。
嗅覚に優れ耳飾りをした主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)
臆病でネガティブ思考で女性が大好きな同期剣士・我妻善逸(あがつまぜんいつ)
上半身裸で猪の被り物している同期剣士・嘴平伊之助(はしびらいのすけ)
と、メインとなるキャラクターの風貌や性格も分かりやすくバラバラ。
キャラクターを形作る声優もスゴい。
声優アワードの主演男優賞に輝いた花江夏樹をはじめ豪華な顔ぶれです。
そして敵である「鬼」の声も、どこかで聞いたことがある声…。
キャラクターの個性だけでなく「声」でも楽しめます。
鬼滅の刃「無限列車編」に登場する主な人物は下記のとおり。
ご覧いただくと分かるのですが、とにかく漢字が難しい。
フリガナがないと何と読むのか分かりません!(笑)
これも鬼滅の刃の魅力のひとつです。
鬼殺隊
竈門炭治郎(かまどたんじろう):主人公(声/花江夏樹)
竈門禰豆子(かまどねずこ):主人公の妹(声/鬼頭明里)
我妻善逸(あがつまぜんいつ):鬼殺隊の同期(声/下野紘)
嘴平伊之助(はしびらいのすけ):鬼殺隊の同期(声/松岡禎丞)
煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう):鬼殺隊炎柱(声/日野聡)
鬼
魘夢(えんむ):下弦の壱の鬼(声/平川大輔)
猗窩座(あかざ):上弦の参の鬼(声/石田彰)
これから映画を観ようと思っている方への基礎知識
確かに何の知識がなくても楽しめました。
でも、背景や登場人物の詳細が分かっていれば更に楽しること間違いなし。
これから映画を観てみようと思っているあなた。
取りあえずこれだけ知っていれば大丈夫と思われる基礎知識をご紹介します。
目を通してからお出かけください。
「鬼滅の刃」設定背景
時は大正時代。
鬼が跋扈(ばっこ)する世の中。
父親を早くに亡くし、母親と幼い兄弟たちと暮らす心優しい少年・竈門炭治郎。
炭治郎は炭焼きをしながら家族の暮らしを支えています。
ある日、街まで炭を売りに行った炭治朗は帰りが遅くなり途中で一泊します。
翌朝、炭治郎が帰宅すると家族が何者かに惨殺されていた。
かろうじて息のある妹・禰豆子を助ける炭治郎。
だが時すでに遅く、鬼の血を浴びて鬼となっていたのだった。
禰豆子を人間に戻すため。
殺された家族の仇を討つため。
家族思いの心優しい炭治郎は鬼狩りの道を歩みだす…。
「鬼滅の刃」漫画とアニメの関係性
「鬼滅の刃」は2016年、少年ジャンプで掲載が始まりました。
作者は、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)
人気絶頂にありながら、2020年5月に全22巻205話で完結します。
テレビアニメとしては、2019年4月~9月まで TOKYO MX で放送。
内容的には第1巻(第1話)~第7巻冒頭(第53話)までをアニメ化した全26話。
「竈門炭治郎 立志編」とサブタイトルがつけられている。
映画の「無限列車編」は、テレビアニメの続編として制作。
第7巻(第54話)~第8巻途中(第66話)までの内容がアニメ化されています。
鬼滅の刃「無限列車編」あらすじ
果てしなく続く無限の夢のなかへ
蝶屋敷での修行を終えた炭治郎たちは、次なる任務の地《無限列車》に到着する。
そこでは、短期間のうちに40人以上もの人が行方不明になっているという。
禰豆子を連れた炭治郎と善逸、伊之助の一行は鬼殺隊最強の戦士である《柱》のひとり、
炎柱の煉獄杏寿郎と合流し闇を往く《無限列車》の中で鬼と立ち向かうのだった。
引用:鬼滅の刃「無限列車編」公式サイト
鬼滅の刃「無限列車編」主な登場人物
竈門炭治郎(かまどたんじろう):主人公
心優しい少年。
鬼と化してしまった妹を人間に戻すため。
鬼に殺された家族の仇を討つため。
鱗滝左近次の元での修業を経て、鬼殺隊に入隊する。
「水の呼吸」のほかに那田蜘蛛山の任務にて「ヒノカミ神楽」を身につける。
蟲柱・胡蝶しのぶの屋敷にて訓練を受け「全集中・常中」を会得。
禰󠄀豆子、善逸、伊之助と共に煉󠄁獄と合流し新しい任務のため“無限列車”へ乗り込む。
竈門禰豆子(かまどねずこ):炭治郎の妹
鬼になってしまった炭治郎の妹。
鬼となりながらも、鱗滝による暗示と自分の意志で人を襲わない。
日中は日差しをさけるため、炭治郎が背負う木箱に入っている。
眠りにつくことで体力を回復する。
我妻善逸(あがつまぜんいつ):鬼殺隊の同期
炭治郎の同期の鬼殺隊剣士。
「雷の呼吸」の使い手。
極度の恐怖状態に陥ると失神し覚醒する。
女の子が大好きで、禰󠄀豆子にもぞっこん。
嘴平伊之助(はしびらいのすけ):鬼殺隊の同期
炭治郎の同期となる、猪突猛進かつ好戦的な鬼殺隊の剣士。
「獣の呼吸」を使い、刃こぼれした日輪刀を二刀もち豪快に戦う。
煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう):鬼殺隊炎柱
鬼殺隊の中でも最高位である”柱”のひとり。
炎柱。
「炎の呼吸」を使い、鬼をせん滅する。
明朗快活ではっきりとした物言いをする。
柱合会議後、短期間のうちに40人以上もの人が行方不明になっているという
“無限列車”の調査に赴くことに。
魘夢(えんむ):下弦の壱の鬼
鬼舞辻無惨配下である“十二鬼月”のひとり。
他人の不幸や苦しみを見ることを好む、歪んだ嗜好を持つ。
下弦の鬼の粛清時、鬼舞辻無惨に気に入られたため、唯一生き残った。
那田蜘蛛山で炭治郎たちが苦戦を強いられた下弦の伍・累よりも序列の高い下弦の壱。
鬼舞辻無惨からも血を分け与えられている。
猗窩座(あかざ):上弦の参の鬼
凄まじい力を持つ十二鬼月・上弦の参。
練り上げられた武と共に、強者に対しての敬意を持つ。
画像・文章引用:鬼滅の刃「無限列車編」公式サイト
関連用語
鬼殺隊(きさつたい)
鬼のせん滅を目的とする政府非公認の組織。
部外者からは「鬼狩り」と呼ばれている。
鬼殺隊をまとめるのが鬼殺隊第97代当主・産屋敷耀哉(うぶやしき かがや)
隊士からは「お館様」と呼ばれ、鬼殺隊隊士を「子供たち」と呼ぶ。
呼吸法(こきゅうほう)
鬼を倒すために鬼殺隊が身に付ける操身術の総称。
増強させた心肺活動により、一度に大量の酸素を血中に取り込む術。
身体能力を瞬間的に上昇させることができる。
「全集中の呼吸」と呼ぶ。
「日の呼吸」が開祖。
炭治郎が持つ日輪が描かれた花札風の耳飾りが継承者の証。
素質ある使い手には生まれつき額に赤い痣(あざ)があるとされる。
そこから派生した「水」「雷」「炎」「岩」「風」が基本五流派。
竈門炭治郎:「水の呼吸」の修得者で十の型がある
我妻善逸:「雷の呼吸」の修得者で六の型がある
嘴平伊之助:我流で修得した「獣の呼吸」の修得者で八の型がある
煉獄杏寿郎:「炎の呼吸」の修得者で九の型がある
柱(はしら)
鬼殺隊剣士における最高位。
隊を支える存在として君臨している。
九ある流派のうちの「炎」の柱が煉獄杏寿郎である。
日輪刀(にちりんとう)
日光が蓄えられた鋼で造られた刀。
陽光山で採取される猩々緋砂鉄と猩々緋鉱石を原料に作られる。
持ち主によって色が変わる。
不死の鬼でも、日輪刀で首を斬り落とすと絶命する。
炭治郎のように刃が黒くなる者は数が少ない。
詳細が分からないため出世できない剣士だと言われている。
鬼(おに)
鬼舞辻無惨(きぶつじぶさん)が始祖。
人間の体内に鬼舞辻無惨の血が入り込むと人を食べる鬼に変貌する。
手足を切り落とされても、瞬く間に再生させることができる。
老いや外傷では死なないが、日光を浴びるか「日輪刀」で首を斬られると塵となる。
藤の花を嫌う。
血鬼術(けっきじゅつ)
人を多く食べて強くなると使えるようになる術。
鬼本来がもつ不死性や怪力とは別に、各個に発現するいわゆる「特殊能力」
人間であったころの未練やこだわりが強く反映される。
十二鬼月(じゅうにきづき)
鬼舞辻無惨直属の十二人の鬼たちで他の鬼に比べて圧倒的に強い。
「上弦」と「下弦」に分かれていて、それぞれ壱~陸までの6つ位がある。
両目に自分の位が刻まれている。
魘夢(えんむ):下弦の壱の鬼
猗窩座(あかざ):上弦の参の鬼
引用:Wikipedia
まとめ
今回は、鬼滅の刃「無限列車編」の感想と題してお届けしました。
いかがでしたでしょうか?
漫画でも人気がありましたが、ここまでの熱狂ぶりになったのはテレビ放送開始から。
映像美のみならず、分かりやすい設定とストーリー展開。
そして、兄妹の「絆」仲間たちとの「絆」
私のように、鬼滅の刃のことを全く知らなくても十分に楽しめる映画です。
でも、ある程度知っていた方がもっともっと楽しめます。
実写を思わせる映像美の世界。
迫力ある戦闘シーンを楽しむためにも、ぜひ劇場へ足をお運びください。
そして、登場人物たちの言葉に耳を傾けてみてください。
きっとあなたの心に響くはずです。
コメント
どーも小6の師匠です。鬼滅の刃の紹介、よくできています。説明もわかりやすく、私、師匠ですら知らないないところがありました。よく調べられていますね。これからも師匠のこと、ブログにかいてくれたら嬉しいな😋😋