空想科学の世界を斬る!
こんにちは shige です。
あなたの好きなアニメや特撮物は何ですか?
ストーリーの中で登場する高性能な乗り物やロボット。
そして、ヒーローたちが使う武器や道具にあこがれたことはありませんか?
私は何度もあります(笑)
特に好きだったアニメは「コブラ」
全宇宙をまたにかける一匹狼の主人公コブラが活躍するSFアクション。
そして左手に仕込まれているのが「サイコガン」
これが欲しかったなぁ~。
そしてそして、登場する女性が…。
おっといけない。
冒頭から横道にそれてしまいました。
ということで(?)
今回はアニメ・特撮の世界を科学的に検証する一冊。
「空想科学読本」をご紹介します。
「空想科学読本」はアニメ・特撮での事象を再現するとどうなるかというもの。
実際の物理法則にあてはめてシミュレーションしています。
今まで深く考えていなかったアニメ・特撮を違う角度から楽しめます。
ピンとこない方もいるかもしれませんので例をひとつ。
おそらく誰もが1度は見たことがあるであろう「アルプスの少女ハイジ」
オープニング曲を覚えているでしょうか?
ハイジが楽しそうにブランコに乗っているシーン。
そして、眼下に広がる家々の屋根…。
おそらく、今まで何の疑問も持たずに見ていたとおもいます。
実際にブランコをこの高さまで漕ぐにはどうすればいいのか…。
と、このような事象を物理法則にあてはめてシミュレーションするわけです。
核心をついた文章とユーモア溢れる挿絵。
とかく難解になりがちな物理の世界を分かりやすく説明しています。
マニアのみならず、一般の方でも楽しめること間違いなし。
「空想科学読本」は1996年に第1巻が出版。
著者は「柳田理科雄」
この本を読んだ椎名誠は、自身のエッセイの中で絶賛していました。
現在では「空想科学読本」が17巻。
子供向けに書かれた「ジュニア空想科学読本」が20巻。
その他のシリーズ本を含めると大変な数になります。
私がハマっていた頃は、まだ「空想科学読本」が5,6巻くらいだったような…。
まさか、ここまでの人気になるとは思ってもみませんでした。
それもそのはずです。
第1巻で既に60万部を超えるベストセラーになるほどだったのですから。
ただ、発売当初は「子供の夢を壊すな!」との批判もあったようです。
その反面、理科に興味を持つ子供たちも増えたのだとか…。
まさに「諸刃の剣」だったのですね。
下にリンクを貼っておきます。
気になった方はチェックしてみてください。
秋の夜長に、本を読みふけってみてはいかがでしょうか?
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